■米男子ゴルフ「ツアー選手権」第1日(22日、米ジョージア州、イーストレイクGC=7385ヤード、パー70)

 年間ポイントランキング上位30選手によるプレーオフシリーズの最終戦。松山英樹(24)が6バーディー、2ボギーの66で回り、首位タイで発進した。年間ポイント17位の松山には、優勝すれば年間王者に輝いて1000万ドル(約10億円)のボーナスを手にするチャンスが残されている。

 不安定なショットに悩まされたが、パットとバンカーショットが絶妙だった。

 1番で2メートルにつけて幸先良くバーディーでスタートすると、4番からは3連続バーディーを決めた。5メートルのパットを連続で入れると、6番ではバンカーショットがピン70センチにピタリとついた。

 再三のピンチを最小限のダメージで防いだのも大きかった。8番で池に入れたが、3メートルのボギーパットをねじこんだ。9番でもバンカーにつかまったが、1メートル強のパーパットを入れてしのいだ。

 パー5の最終18番ではバンカーショットを1・2メートルにつけてバーディーを奪った。

 「今日はラッキーが多かった。グリーンが速くて難しかったが対応できた。パットとバンカーショットに助けられた。ただそれ以外は大変で、なかなかいいショットが続かない。どうしたらよくなるかわからないが、今日のように粘っていきたい」と松山。第1ラウンドを首位で終えるのは、優勝した2月の「フェニックスオープン」以来今季2度目。

 首位にはケビン・チャペルと悲願の年間王者に燃えるダスティン・ジョンソン(ともに米国)が並ぶ。1打差の4位タイにはジェーソン・デー(オーストラリア)らがつけている

 年間ポイントで松山(288ポイント)は、1位のジョンソン(2000ポイント)に大差をつけられている。しかし、今大会で年間ポイント上位選手が下位に留まり、松山が優勝(2000ポイント)すれば、年間王者になる可能性はわずかに残されている。