ソフトバンクに連勝も…「昨日も今日もどっちが勝ってもおかしくなかった」

 日本ハムの栗山英樹監督が22日、ソフトバンクとの天王山で2連勝しての優勝マジック「6」点灯にも、「昨日も今日もどっちが勝ってもおかしくなかった。今は明日のことしか考えていない。試合が終わったばかりなのに、追い込まれている感じがする」と4年ぶりV奪回へのプレッシャーを口にした。

 この日は先発の有原が6回7安打2失点。3回以降、毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球となったが、フォークがさえて8三振を奪った。7月29日のソフトバンク戦から続いた自身の連敗を6で止めて11勝目。「エース級」と期待する栗山監督は2年目右腕の久々の勝利を何より喜んだ。

「悔しい思いをしていたが、乗り越えないといけなかった。(勝てない時も)球は悪くなかった。ずっと待っていた」

指揮官は打のヒーローも絶賛「翔の苦しい思いはこちらにも伝わっていた」

 打線は1点を追う2回2死満塁で西川が42試合連続出塁となる逆転2点打を右前へ。6回無死一、二塁では陽岱鋼の右前適時打で加点した。1点差に迫られた7回1死一塁では中田がダメ押しの右越え25号2ラン。栗山監督は打のヒーローにも賛辞の言葉を贈った。

「(西川)遥輝は何をすればいいか分かってきた。自分の進むべき道筋が分かっているように見える。ダイ(陽岱鋼)が7番にいると、いろんなサインを出せる。元気によくやってくれている。ダイが元気だとチームは前へ進む。(中田)翔の苦しい思いはこちらにも伝わっていた」

 天王山で2連勝。23日からは楽天3連戦(札幌ドーム)に臨む。最短で25日に4年ぶりのリーグ優勝が決まる。栗山監督は「まだ連戦が続く。ここからが本当の勝負」と気持ちを引き締めていた。