9勝目の増井は「この試合の持つ意味を分かっている」

 日本ハムの栗山英樹監督が24日、4年ぶりリーグ優勝へ向けて「1つ負けたら終わりと思ってやっている。あと5試合を勝ちきるだけ。優勝の手応えもない。絶対に優勝すると思ってやっている」と意気込みを語った。

 この日の楽天戦では打線が4回にエース・則本を攻略。1死三塁から中田が先制の左前適時打を放ち、2死一、二塁では陽岱鋼が13号3ランをバックスクリーン左へ打ち込んだ。栗山監督は「主役」と期待する2人の打撃に表情を緩めた。

「やるべき人がやってくれた。最初の1点(中田の先制打)は大きいし、何が何でも打つ気持ちが出ていた。(陽岱鋼の3ランも)岱鋼らしさが出ていた。あの3点は本当に大きかった」

 先発の増井は6回2安打無失点。制球が安定せず5四球を与えたが、105球の力投で要所を締めた。8月18日のオリックス戦から自身6連勝。9勝目を挙げた。

「プレッシャーもあったと思うが、丁寧に投げてくれた。『えいや!』ではなく、丁寧に。(6回105球と球数が多かったが)この試合の持つ意味を分かっている」

 優勝マジックは5に減らした。最短で27日にリーグ優勝が決まる。2位・ソフトバンクと1ゲーム差としびれる戦いが続くが、一戦必勝で栄冠をつかみとるつもりだ。