黒田バッテリーも雨天中止に、ダイヤモンド一周のパフォーマンスで沸かせる

 今季限りでの現役引退を表明している広島の倉義和捕手が25日、雨中のファンサービスで大歓声を浴びた。

 マツダスタジアムでのヤクルト戦に、引退試合として「8番・キャッチャー」でスタメン出場。先発の黒田博樹投手が日本球界復帰後、初のスタメンマスクでバッテリーを組み、先頭打者の坂口にストレートの四球を与えたところで交代した。

 しかし、その後、雨脚が強くなり試合が中断。1時間以上待ったが天候が回復せず、試合は中止となった。すると、チームメートから促されるように倉がベンチから登場。手を挙げて歓声に応えながらダイヤモンドを一周した。三塁を回ったところでは礼儀正しくヤクルトナインに一礼し、最後はシートが引かれた本塁にヘッドスライディング。大歓声を浴びた。ベンチからは黒田らチームメートも拍手を送った。

 試合前には引退会見を行い、「入団してから、こんな下手くそ自分を19年間も応援していただいて、ありがとうございます」とファンに感謝した倉。パフォーマンス後には、同じく今季限りで引退する廣瀬純外野手と共にファンに手を振ってから、ベンチ裏へと姿を消した。

 延期となったゲームは、10月1日にマツダスタジアムで開催される。