今季9度目の猛打賞、延長11回に二塁打からサヨナラの生還「無我夢中で走りました」

 日本ハムの大谷翔平投手が25日の楽天戦(札幌ドーム)で今季9度目の猛打賞と大暴れ。8回に起死回生の同点打を放つと、延長11回にはセンターオーバーの二塁で出塁し、最後は相手の暴投でサヨナラのホームを踏んだ。日本ハムは2-1で勝利。ソフトバンクが敗れたため、優勝へのマジックは一気に「3」となった。

 大谷は初回2死でシーズン100安打目をマーク。1点を追う8回2死三塁では、代わったばかりの3番手・ミコライオの初球の151キロ直球を中前へ打ち返し、起死回生の同点打。打った瞬間に右手を突き上げて喜んだ。

 さらに、1-1で迎えた延長11回には先頭で打席に立ち、中越え二塁打で出塁。田中賢の遊ゴロで三塁へ進み、福山のレアードへの初球が暴投になると、サヨナラのホームへ滑り込んだ。

 大谷は試合後にお立ち台に上がり「すごい嬉しいです」と満面の笑み。8回の同点打については「同点にするつもりで初球からいきました。(ミコライオについては)西川さんに特徴を教えてもらって、初球からドンドン行こうと思いました。うれしかったです」と話した。

 また、延長11回に二塁については「なんとか中田さんの前にランナーを置きたかった」と振り返り、サヨナラ暴投は「レアードに『打ってくれ』と思っていました。(暴投は)いや、もううれしくて…無我夢中で走りました」。水をかけられる手荒い祝福にも「これなら何回受けても嬉しいと思います」と笑顔だった。

 優勝へのマジックは一気に3に。投打でフル回転を続ける二刀流右腕は「勝つだけなので、一戦必勝で全員野球で頑張ります」と誓っていた。