優勝決定試合以来の登板、「次があることをプラスと考えたい」

 広島の黒田博樹がシーズン10勝目をかけて25日のヤクルト戦に先発したが、試合前から降り続いた雨が初回のヤクルトの攻撃中に激しくなり、降雨ノーゲームとなった。

 優勝決定試合となった9月10日以来となった登板で、先頭打者にストレートのフォアボールを与えるなど、不安な立ち上がりだった。なんとか2死は取ったが、4番のバレンティンに投じたフルカウントからの変化球が、明らかに雨の影響ですっぽ抜けて暴投となり、その時点で試合が止められた。

 引退試合となった倉には「申し訳ないことをした」と残念そうだったが、「次はどこになるかわからないが、もう1試合投げられればいいかなと思う。雨の中で悪いコンディションで投げるよりも、次があることをプラスと考えたい」と前向きだった。

 中止の代替試合は10月1日に決定。レギュラーシーズンでもう1試合、黒田の10勝をかけたマウンドが見られそうだ。

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo