来季へ向けても意味を持つ一戦、「勝って終われるようにしたい」

 有終の美を飾れるか。阪神・青柳晃洋投手が27日のヤクルト戦(甲子園)に先発する。今季ラスト登板になるドラフト5位ルーキーは「勝って終われるようにしたい」と白星フィニッシュを誓った。

 甲子園室内練習場で行われた前日(26日)の投手練習。1年間を締めくくる1軍最後の先発マウンドに向け、青柳はランニング、キャッチボールなどで最終調整を行った。

 ここまで12試合に登板し4勝5敗、防御率3.48と上々の成績を残している。サイドとアンダーの中間から投げる変則フォームが売りの右腕はシーズン途中から先発ローテに定着。プロの壁にぶつかりながらも、必死にしがみついてきたここまでを「こんなに1年間やられると思ってなかったが、これまでの経験はすごく自信になる」と振り返った。

 開幕は2軍スタート。1軍デビューとなった3月5日のオープン戦。対ロッテ戦(甲子園)では先頭打者から10球連続ボールで無死満塁と虎党からどよめきが起きたのが今では懐かしい。

 ヤクルトとのゲーム差は0.5差。青柳が快投を演じチームに勝利を呼び込むことができれば4位浮上が見えてくる。「そこを意識することはしない。自分のピッチングをして勝てるようにしたい」。来季は開幕ローテ入りに期待が掛かるルーキー右腕。今季、最後の登板は来季に向けた一戦にもなるはずだ。