印象深かったのは「昨年は秋山の最多安打」「今年は若い選手が出始めたこと」

 西武の田邊徳雄監督が27日、日本ハムとの試合終了後に辞任会見を行った。同日試合前、球団に辞意を伝え、了承を得たことを報告。2014年は監督代行、2015、16年は監督として指揮を執った3シーズンを振り返り、「非常に厳しく苦しかった」と、短い言葉に、3年連続Bクラス低迷の苦悩を凝縮させた。

「5割以上というところで勝負できなかった。借金が多くなる一方という月もありましたし、上位勝負できない、2年連続借金を抱えているということで決意しました」と、決断の理由を述べると、「毎試合全力で戦ったので、やり残したことはありません。ただ、チームを引き上げられなかったことは申し訳なかった。選手たちには、一言『ありがとう』と、感謝の気持ちを伝えました」と、潔く話した。

 また、印象深かったことを聞かれると「Bクラスでしたが、昨年は、秋山(翔吾)が最多安打記録を作ってくれた。今年で言えば、(今後を背負っていく)新しい若い選手が出始めてきた」と、来季につながる光明を挙げた。

 田邊監督は、2014年6月に成績不振で休養した伊原春樹前監督の後を受け、1軍打撃コーチから監督代行となり、15年から監督に就任した。現役時代、黄金期を支えた主力の一人として、その経験値を生かした手腕を期待されたが、今季は借金は最大21まで膨らみ、一時は最下位にも低迷。3年連続クライマックスシリーズ進出を逃すなど、チームを立て直すことができなかった。

 なお、今後については「未定」だという。