地元メディアがレ軍地区Vの勝因分析、リリーフ陣支えた上原にも高評価

 28日(日本時間29日)にア・リーグ東地区優勝を決めたレッドソックス。地区優勝はワールドシリーズを制した2013年以来、3年ぶり8度目で、今季はブルージェイズ、オリオールズと厳しい上位争いを繰り広げる中で見事に1位の座を勝ち取った。

 中でも大きかったのは9月15日(日本時間16日)のヤンキース戦から始まった11連勝だ。21日(同22日)の対オリオールズ戦(5-1勝利)以外はすべて3点差以内の試合をものにしての勝利で、勝負強さを印象付けた。

 その3年ぶりの優勝の要因を地元ボストンのケーブル局NESN電子版が分析。「レッドソックスが混戦を抜け出しア・リーグ東地区王者となった5つの理由」と題して特集記事を組み、上原浩治投手も高い評価を受けている。

 5つの勝因には「先発ローテーションの安定」、「勝負強い打撃を見せたハンリー・ラミレスの存在」、「左翼に定着した新人アンドルー・ベニンテンディの活躍」、「11連勝中に見せた勝負強さ」とともに、「リリーフ陣の活躍」が挙げられている。

 今季はブレーブス時代に4年連続でセーブ王に輝いた守護神クレイグ・キンブレルを獲得。昨季までクローザーを務めた上原をセットアッパーに据えた体制でスタートした。シーズン中にはキンブレル、上原ともに故障離脱する事態にも直面したが、上原自身、9月に復帰後はここまで10試合連続無失点を継続するなど貢献。記事でも「キンブレルが抑えとして万全となり、上原とケリーは8回を任されるセットアッパーとして見事成功した」と称えている。

 2013年のワールドシリーズ制覇に守護神として貢献している上原は今回の11連勝中に地元メディアに「コウジ・ウエハラは再び2013年のような投球をしている」と称賛されるなど、復帰後の力投で再び評価を高めていた。デビッド・オルティスの現役最後となるシーズンで“世界一”へと突き進んでいるレッドソックス。3年ぶりにプレーオフに挑むチームにおいて、41歳右腕の活躍も大きな注目を浴びている。