シーズン最終戦は7回1失点の好投で10勝目、広島は32年ぶり日本一目指す

 広島の黒田博樹投手が1日、レギュラーシーズン最終戦の本拠地・ヤクルト戦に先発し、7回6安打1失点の好投で10勝目(8敗)を挙げた。ドジャース時代の2010年から自身7年連続2桁勝利を達成。チームは3-1で勝利し、25年ぶりのリーグVを飾ったペナントレースは89勝52敗2分けでフィニッシュ。32年ぶりの日本一を目指し、ポストシーズンに臨む。

 黒田は初回、上田への死球と盗塁で2死満塁とされると、4番・雄平にはレフトへのタイムリーを浴びる。先制を許した。

 2回には2安打を浴びながら無失点。3回も2死一、三塁とされながら、鵜久森を遊ゴロに仕留めてピンチを切り抜けた。4回は1死から廣岡にライト前ヒットを許すも、続く中村はダブルプレー。苦しみながら無失点に抑えていくと、5回は初めての3者凡退。6回は2イニング連続の3者凡退に抑えた。

 すると、5回まで小川の前に1安打に抑えられていた打線が、6回にようやくつながる。先頭の黒田が自らのバットで中前打を放ち、口火を切ると、2死一、二塁からエルドレッドが左前打。黒田が二塁から激走し、同点のホームを踏んだ。さらに、続く松山がセンター左への二塁打。2者が生還し、3-1と勝ち越しに成功した。

 黒田は7回も3者凡退の快投。その裏の打席では、引退試合となった廣瀬が代打に送られ、左飛に倒れた。黒田は82球で降板となった。

 8回はジャクソンが登板。2安打を浴びるも無失点に抑えると、9回は今村が締めて3-1で勝利。黒田は8年ぶりに広島に復帰した昨年(11勝)に続く10勝到達で、メジャー時代(ドジャース、ヤンキース)から7年連続の2桁勝利となった。