一歩も譲らぬ投手戦も9回にギラスピーが値千金3点弾

 5日(日本時間6日)に開催されたメジャーリーグのプレーオフ、ワイルドカード(WC)ゲームはナ・リーグWC1位のメッツとWC2位のジャイアンツが対戦。手に汗握る投手戦となったが、エース左腕バムガーナーが9回を4安打6奪三振無失点と完封したジャイアンツが3-0でメッツを下し、カブスとの地区シリーズへコマを進めた。

 プレーボールの掛け声と共に、緊張の投手戦が始まった。メッツ先発は今季14勝9敗、防御率2.60の右腕シンダーガード。対するジャイアンツ先発は、今季15勝9敗、防御率2.74のエース左腕バムガーナーだった。シンダーガードは最速100マイル(約163キロ)に達する豪速球を軸にスライダーで振らせる投球で、初回先頭から9者連続凡退。4回に2四球を与えたものの二塁を踏ませず。6回2死からスパンに中前打を許すまでノーヒット投球を見せ、7回を2安打10奪三振3四球無失点としたところで、108球を投げてマウンドを下りた。

 メッツは、快投のシンダーガードに代えて8回から右腕リードをマウンドへ。リードは安打と2四球から2死満塁の大ピンチを招くも、最後はペンスを空振り三振に斬って無失点。9回には満を持して今季51セーブの守護神ファミリアを投入したが、1死一、二塁から8番ギラスピーに右中間へ3点弾を運ばれ、試合を決められた。

 一方のバムガーナーは、初回先頭から6者連続凡退のスタート。3回と4回に1安打ずつ許したが、やはり二塁を踏ませなかった。得点圏に走者を進めたのは5回。先頭リベラに左翼へ二塁打を運ばれるも、後続を打ち取って三塁までは進めなかった。これまでポストシーズンでは通算7勝3敗、防御率2.14と圧倒的な強さを発揮しているバムガーナーは、8回を投げ終えて106球に達していたが、9回もマウンドへ。直前に3点のリードをもらった左腕は堂々たるパフォーマンスで3者凡退とし、9回を119球で投げきる完封勝利を手に入れた。

 3-0で勝利したジャイアンツは、7日(同8日)から始まる地区シリーズでカブスと対戦する。