嶺井が値千金の決勝打、シーズン2位の巨人は村田が一時同点のソロ本塁打も…

 DeNAは10日、CSファーストステージ第3戦で巨人を延長11回の熱戦の末に4-3で破り、初のファイナルステージ進出を決めた。同点の延長11回に途中出場の嶺井が値千金の決勝打。投手陣は先発・石田が6回途中3失点で降板すると、砂田、三上、田中、山崎康が無失点リレーを見せ、勝利を呼び込んだ。今季、シーズン3位で球団史上初のCS出場を決めたDeNAだったが、2位の巨人を撃破。広島とのファイナルステージは、12日からマツダスタジアムで行われる。

 DeNAは初回、1死から梶谷が死球。そのまま負傷交代すると、続くロペスが巨人先発・内海から2ランを放ち、あっという間に先制した。その裏、巨人は阿部がDeNA先発・石田から同点2ランを放ち、試合を振り出しに戻す。しかし、DeNAは2回も不安定な内海から石田、桑原がヒットで1死二、三塁のチャンス。ここで負傷交代した梶谷に代わって途中出場の関根が犠飛を放ち、勝ち越しに成功。内海は2回途中44球でKOされた。

 2番手の大竹寛はロペスを三直に仕留め、1失点に抑えると、その後はDeNA石田との投手戦に。巨人は4回、先頭の村田が左膝に死球を受けていったんは担架で運ばれるも、治療後にダッシュでフィールドに戻った。そして6回、巨人は1死からその村田が石田のチェンジアップを捉える。左膝痛を耐え、左中間スタンド最前列に飛び込む同点弾。石田はここで降板となった。

 巨人も快投の大竹寛に代え、8回から山口を投入。先頭の筒香がヒットを放つなど無死一、二塁とするも、倉本は投ゴロ併殺打。代打・後藤は敬遠死球で、続く代打・嶺井は二飛。山口が踏ん張った。

 9回、巨人は前日に2イニングを投げるなど3連投のマシソンを投入。荒波、桑原、関根を3連続三振に切って取る。その裏、DeNAは田中を投入するも、先頭の村田が遊撃内野安打。左膝の痛みをこたえて激走し、ヒットをもぎ取っった。しかし、ここで田中が巧みな牽制。足のスペシャリストの代走・鈴木を刺してピンチの芽を摘み、試合は延長戦に突入した。

 延長11回、DeNAは2イニングに入った巨人・澤村から先頭・倉本がピッチャー強襲の内野安打。右足に打球を受けた澤村は、ここで降板となった。代わった田原誠からエリアンがバントを決め、1死二塁とすると、続く嶺井がレフト線へタイムリー二塁打。貴重な1点をもぎ取った。

 その裏は守護神・山崎康が無失点に抑え、DeNAが4-3で勝利。球団史上初のクライマックスシリーズでファーストステージを突破し、広島とのファイナルステージへと駒を進めた。