秋季練習視察で投手の守備の重要性にも言及、「練習の練習ではなく…」

 西武の辻監督が11日、秋季練習を視察した。就任後、西武第二球場に姿を見せるのは2度目となったが、前回(6日)は冒頭で就任挨拶をしたのみだったため、実際に選手たちの動きを見たのはこの日が初めてとなった。

 練習開始予定の10時より15分ほど前、ジャージ姿でグラウンドに現れると、早速ウォーミングアップ時から、コーチングスタッフや選手たちと積極的にコミュニケーションをはかった。

 練習では、内外野ノック、打撃、走塁など、主に野手の動きを熱心に見つめていたが、それ以上に「コーチといろいろ話ができてよかった」と、新指揮官。かねてより「コミュニケーションを大事にしたい」と話していると通り、自ら各コーチの元へ歩み寄り、じっくりと話をする姿が印象的だった。

 また、今後本格的に指揮を執る秋季キャンプでは、実戦に近いトレーニングを行う考えを明かした。中でも、立て直しを託された守備について、投手の守備の重要性にも言及。「ピッチャーにも、練習の練習ではなく、試合に近いくらいの気持ちで投げて守備に入らないといけないという話はしました。ただ、ピッチャーはマウンドで孤独なもの。だからこそ、内野手が大事。間をとったり、声をかけたりなど、ピッチャーを中心に野手も動いていかないと、と思っています」と投手と野手の連携の大切さを語った。

 自身も現役時代、『セカンドの名手』と称されていただけに、報道陣から「監督自らグラブを持って手本を見せることも?」との質問が出ると、「まだまだできますよ!」と、意気込んでみせた。