トミー・ジョン手術から復帰1年目の働きに、ダニエルズGMは大満足

 ア・リーグ最高勝率ながら、地区シリーズでブルージェイズに3連敗し、今季終了を迎えたレンジャーズ。失意の敗戦から間もないが、早くもチームは来季に向けて動き出した。ジョン・ダニエルズGMは11日(日本時間12日)に本拠地球場で行われた今季を総括する会見に臨み、来季で契約が切れるダルビッシュ有投手との契約延長について「これから話し合っていきたい」と可能性を示唆したという。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」電子版が伝えている。

 昨年トミー・ジョン手術と呼ばれる右ひじ靱帯再建手術を受けたダルビッシュは、1年以上にも及ぶリハビリを経て、今季5月28日のパイレーツ戦でメジャー復帰。途中で一度戦列を離れたが、今季は17試合に登板し、7勝5敗、防御率3.41と、復帰後1年目の選手には珍しい安定した成績を残した。投球回は100回1/3に達し、速球は時速98マイル(約158キロ)に達することも。特に、シーズン終盤に掛けては圧倒的な内容の投球が多く、ダニエルズGMは「あんなにスムーズな復活を遂げ、あれほど圧倒的なレベルに達する選手は多くいない」と、左腕ハメルズと“ダブルエース”を形成する右腕の復活に大満足の様子だったという。

 2012年にレンジャーズ入りしたダルビッシュの契約は、来季限りで終了となる。記事によれば、ダニエルズGMはフリーエージェントになる前に契約延長することについて「これから球団で話し合うつもりだ」とし、延長の可能性をうかがわせたという。

 契約が延長されるにせよ、フリーエージェントになるにせよ、来季はダルビッシュにとって重要なシーズンになることは間違いない。ダニエルズGMは、今季途中からトレードで加入した捕手ルクロイの来季契約オプションを行使する考えを示したそうで、抜群の相性を見せたダルビッシュにとって朗報と言えそうだ。手術から復帰2年目となる2017シーズン、ダルビッシュがどんなパフォーマンスを見せるのか、注目が集まる。