「広島はリーグでベストのチーム」と敬意も先手必勝誓う

 12日に開幕したセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの試合前、DeNAのラミレス監督が報道陣の質問に答えた。広島はレギュラーシーズンで17.5ゲーム差をつけられた相手だが、指揮官は「短期決戦では色々なことが起こる」と、静かに闘志を燃やした。

「指に痛みがあるようだが、バットを握れるならなんとかなるだろう。練習を見て決めたい」と話していた梶谷は、2番・ライトで先発出場となった。

 ファーストステージで巨人を破り、勢いに乗っての広島入りとなる。ラミレス監督は「東京ドームでは巨人を倒したことは、選手も自信になった」としながらも、「それが有利に働くとは思っていない。広島はリーグでベストのチーム。投手も野手も、すべてのことができる」と優勝チームに敬意を示した。

 ファイナルステージは、上位チームに1勝のアドバンテージがあるが、「相手にアドバンテージがあると思うのではなく、とにかく勝てるように集中してやっていこう、と選手には言った」と話し、「勝ち抜くためには、すべてのプレーを完璧にやってもらわなくてはいけない」と気を引き締めた。

 第1戦は、モスコーソとジョンソンの先発。指揮官は「ジョンソンはいい投手だが、ウチも防御率は悪くない。拮抗した試合になることは間違いない」と予想し、「初戦は非常に重要。勝てばいろいろな意味でやりやすくなる」と先手必勝の姿勢を見せた。

「明日があるとは思わず、その日その日のゲームを勝っていくだけ」というラミレス監督。借金2の3位から、1998年以来となる日本シリーズ進出をかけた戦いに、失うものは何もない。