銀次「来年、しっかり勝てるようにしっかり鍛えていきたい」

 楽天の秋季練習が13日、Koboスタ宮城で始まった。

 楽天ナインはランニングや体幹トレーニングの後、個々にキャッチボールや打撃練習を行った。2013年の優勝後は3年連続でBクラス。選手会長の銀次は「全員が悔しい気持ちで練習したと思う」と振り返った。

 今シーズンの悔しさを持ちながらも、来季に向けたスタート。「いい顔をして練習していたし、コミュニケーションもとれていたのですごい良かったと思う」と銀次。梨田監督も「非常にいい顔をしていた。こういういい顔をシーズン中にしていかないといけない」と話した。

 この秋は実戦練習を多く取り入れる予定だ。梨田監督は「自分の持っている能力の半分くらいしか出していない人もいるので、もっと自分のいいところを自分で発見してほしい」と選手のレベルアップを願う。自分の能力の限界に線引きせず、力を伸ばすことがチームの強さになる。

 指揮官は「選手は“これしかできない”と殻を破れない。もっとできるのに、ここまでと満足している」と話し、例えば走者のリードについて、「もう半歩、一歩、踏み出してみる。少し前に進んでほしい」と注文を出した。

 秋季練習は30日までKoboスタ宮城で行われ、来月1日から岡山県倉敷市でキャンプを張る。銀次は「来年、しっかり勝てるようにしっかり鍛えていきたい」と意気込んだ。

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi