1点リードの9回に3失点で逆転負け

 日本ハムの栗山英樹監督が13日のソフトバンクとのCSファイナルステージ第2戦(札幌ドーム)で救援失敗したクリス・マーティン投手について「こういうこともあるさ」と責めることはなかった。

 マーティンは1点リードの9回からリリーフ。1死から代打・福田の死球、中村の四球で一、二塁とし、本多への2球目で重盗を許した。本多にファウルで粘られた末に同点の左前適時打を献上。続く柳田の中前適時打で勝ち越し点を許した。

 勝てば日本シリーズへ王手をかけていたが、今季21セーブを挙げた守護神の3失点で4-6と手痛い逆転負けを喫した。

「(走者を出してから)なかなか割り切れなかった。まぁそれを含めて、このチーム。明日から生かせるようにします。いい所もあるし、弱点もある。今日は自分の投球が出来なかっただけ」

指揮官「信頼している投手でもこういうことはある」

 マーティンは9月上旬に左足捻挫して離脱。12日の第1戦で復帰して1イニング3者三振に仕留めていた。

「試合から離れているところもあった。1年間やる中でこういうことがなかなかある投手ではない。(重盗など)足を使われるのは分かっている中で、自分をコントロール出来なかった。信頼している投手でもこういうことはある。この経験を次に生かしてくれると信じている」

 打線では大谷をリアル二刀流から中0日で3番スタメン起用。中田が6回に一時勝ち越しとなる左前適時打。本塁打王に輝いたレアードにも一時同点の特大1号ソロが飛び出した。勝ちパターンからの逆転負けのショックは小さくない。それでも、栗山監督は前を向く。

「明日から今日の悔しさを出せるようにするだけ」

 4年ぶりの日本シリーズ進出を目指す日本ハム。逆転負けのショックを引きずりたくないところだ。