9回にはカーショーが緊急登板、メジャー初セーブを記録

 前田健太投手が所属するドジャースが13日(日本時間14日)、敵地で行われたナショナルズとのナ・リーグ地区シリーズ第5戦で勝利し、3年ぶり11度目となるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。相手先発シャーザーの前に苦しみながら、7回に一挙4点を挙げて4-3と逆転勝利。シリーズ3勝2敗と競り勝った。15日(同16日)から始まるリーグ優勝決定シリーズではカブス(中地区1位)と対戦する。

 東地区1位ナショナルズと西地区1位のドジャースは2勝2敗で最終戦へ。迎えた決戦で先取点を奪ったのはナショナルズだった。2回、ドジャース先発ヒルからエスピノザがタイムリーを放ち1点を先制。一方、ナショナルズ先発のシャーザーは4回まで無安打投球と好投。5回は3安打で1死満塁とピンチを迎えたものの、代打イーシアを空振り三振、アットリーを遊ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。

 しかし、ナショナルズは6回2死一塁からジマーマンが左翼線二塁打を放った場面で、一塁走者ワースが本塁突入もアウトに。これで流れを逸したのか、直後の7回、シャーザーが先頭のピーダーソンに初球を左翼席へ運ばれ、同点に。シャーザーはここで降板。ドジャースはさらにたたみかけて、代打ルイーズの適時打、ターナーの2点三塁打で3点を勝ち越した。

 それでもナショナルズは意地を見せる。その裏、無死一塁から代打ヘイジーが2ランを放ち、1点差に。さらにロビンソンにも右前安打が飛び出したところで、ドジャースは早くも守護神ジャンセンを投入し、勝負に出た。右腕は1死後、ハーパーにヒットを浴びて一、三塁とされたがワースを空振り三振、マーフィー敬遠後、レンドンも空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けた。ジャンセンは8回も続投し、無失点に抑えた。

 ドジャースの1点リードで迎えた9回裏。3イニング目のマウンドに戻ったジャンセンは、まずは先頭ターナーを空振り三振に斬った。続くハーパーにはストレートの四球。さらにワースにも四球を与え、1死一、二塁としたところで投手交代。マウンドに上がったのは、2日前の第4戦で110球を投げたエース左腕カーショーだった。2009年10月21日リーグ優勝決定シリーズのフィリーズ戦以来となる救援登板。対戦打率.333のマーフィーを二飛に打ち取ると、続く代打ディフォを空振り三振に斬ると、マウンド上で大きくガッツポーズを作った。カーショーは今シリーズ2勝1セーブと獅子奮迅の活躍だった。

 歓喜のドジャースは、15日(同16日)から始まるリーグ優勝決定シリーズの舞台となるシカゴへ旅立つ。