先制2ランは伏兵エリアン! 広島の25年ぶり日本S進出決定を阻止

 DeNAが14日、広島とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(マツダスタジアム)で3-0で勝利し、広島の25年ぶり日本シリーズ進出決定を阻止した。崖っぷちに追い込まれたところで、対戦成績を1勝3敗とした。

 第1戦はジョンソン、第2戦は野村の両先発に好投され、2戦連続完封負けをしていたDeNAが一矢報いた。この日、広島の先発はベテラン黒田。3回までは快投を許していたが、0-0で迎えた4回、2死から倉本がセンターへの安打で出塁すると、続くエリアンが右翼席へ飛び込む先制2ランを放った。

 5回には先頭・桑原が左翼へ二塁打を運ぶと、続く石川がきっちり送って三進。2死三塁から敬遠気味に歩かされ、一、三塁としたところで、左薬指を骨折しながら強行出場を続ける梶谷が、黒田の内角カットボールを右前に運び、貴重な追加点を挙げた。

 投げては、CSファーストステージでも好投した井納が、速球とフォークを駆使しながら、絶好調の広島打線を圧倒。三塁を踏ませることはなく、7回3安打6奪三振3四球で無失点とした。中継ぎ陣へマウンドを譲った8回には2死満塁のピンチで新井を打席に迎えたが、右翼ファウルゾーンへの飛球を梶谷がフェンスに直撃しながら好捕。意地の守備で失点を防いだ。

 敵地・広島で2連敗し、勢いに飲み込まれてしまったかに見えたDeNAだったが、投打守のすべてがかみ合った試合運びで、流れをグッと引き寄せた。