短期決戦の命運を左右する第1戦に先発、対するカブスは左腕レスター

 13日(日本時間14日)にナショナルズを相手に劇的な勝利を収め、地区シリーズ突破を決めたドジャース(西地区1位)。今度は舞台をシカゴに移して、リーグ勝率1位だったカブス(中地区1位)を相手に、ワールドシリーズ進出を懸けて戦う。短期決戦は何よりも流れが大事。その意味でも第1戦の勝敗は大きな意味を持つが、ドジャースのロバーツ監督がその大一番に指名したのは前田健太投手だった。指揮官は「彼は恐れ知らずの男だと思っている」とチームの命運を右腕に託したという。球団公式サイトが伝えている。

 メジャー1年目にしてプレーオフ出場が叶った前田は、10日(同11日)の地区シリーズ第3戦ナショナルズ戦で先発を務めた。結果は3回を投げて5安打4失点で黒星。試合後、前田は通訳を介して「非常に悔いの残る試合だった」と話していた。だが、エース左腕カーショーの八面六臂の活躍もあり、チームは地区シリーズ突破。前田にもリベンジのチャンスが巡ってきた。

 責任ある第1戦の先発に任命された前田は「今、チーム内にあるいい流れに乗って、自分もいい結果が出せるようにしたい」と通訳を介して話したそうだ。レギュラーシーズン最終戦は3回途中、前回ナショナルズ戦は3回と、比較的短いイニングでの降板が続いているが、記事では「リリーフ陣に頼りっきりになっているので、できるだけ長いイニングを投げられるように集中したい」と意気込んだと伝えている。

 メジャーでは新人だが、プロとしては国際経験も含め数々の大舞台を踏んできた。ロバーツ監督も「もちろん、ケンタはこの国で、このステージ(プレーオフ)で投げたことはないが、何度も大一番を経験してきた。それに、彼は恐れ知らずの男だと思っている。すべてはプラン通りに投げられるかだ」と話し、メジャー1年目で16勝を挙げた右腕に大きな信頼を寄せた。

 カブスは第1戦先発に百戦錬磨のベテラン左腕レスターを指名。前田はカブス戦は初登板となるが、思い通りの投球ができなかった地区シリーズの悔しさを晴らす快投を見せられるか。真価が計られるマウンドになりそうだ。