栗山監督の攻撃的采配がズバリ的中、大谷はDH解除で9回登板&プロ初セーブ

 日本ハムは16日、ソフトバンクとのCSファイナルステージ第5戦(札幌ドーム)で7-4で逆転勝ちし、アドバンテージを含め4勝2敗として4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。22日から始まる日本シリーズでは10年ぶり日本一を目指してセ・リーグ王者・広島と対戦する。

 栗山英樹監督の攻撃的な采配が次々と的中した。先発の加藤が初回いきなり4失点。それでも、2回先頭・中田の4試合ぶりの左越え2号ソロで反撃を開始した。

 3回2死二塁ではポストシーズン初めてスタメンに抜擢した杉谷の中前適時打で2点差。4回1死満塁では正捕手・大野に代打・岡を送って、中越え2点二塁打で同点。さらに、1死二、三塁から中島のスクイズで勝ち越した。1点リードの5回には大谷、中田の連打で1死二、三塁とし、近藤の右翼線2点二塁打で突き放した。

 継投でも先発の加藤を初回で諦め、2回からバースを投入。5回2死一塁では長谷川の左翼フェンス直撃する打球を左翼・西川が素早く処理。遊撃・中島からの本塁ストライク送球で内川をタッチアウトとし、流れを渡さなかった。6回から谷元が2イニングを無失点。8回からリリーフした宮西も無失点でつなぎ、最後は大谷が指名打者を解除してマウンドへ上がった。

 ここで22歳右腕は圧巻の投球を見せる。先頭の松田に対して初球からいきなり163キロをマーク。3球目には自身が持つ日本最速タイの164キロをマークし、最後は145キロのスライダーで空振り三振。続く吉村の打席では日本最速165キロを記録し、最後は143キロのスライダーで空振り三振に仕留めた。最後は本多は遊ゴロに。投じた15球のうち165キロを3球、151キロのフォークを見せるなど圧巻の3人斬りでプロ初セーブをマークした。

 最大11・5ゲーム差から大逆転でリーグ優勝を飾った日本ハム。クライマックスシリーズでも強さを見せつけた。