◇米国男子◇ツアー選手権byコカ・コーラ 初日(22日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7385yd(パー70)

2015-16年を締めくくるプレーオフの最終戦が開幕。今季の年間王者と1000万ドル(約10億円)のビッグボーナスの行方に注目が集まる中、2オーバーの15位タイで滑り出したバッバ・ワトソンに高い関心が寄せられている。次週開催の欧米対抗戦「ライダーカップ」で、今大会終了後にキャプテン推薦により選出される米国選抜の残り1枠の最有力候補と目されているからだ。

米国選抜は、年間を通じたポイントランキング上位8人と、キャプテン推薦による4人を合わせた計12人が出場。12日には最初に3人の推薦選手が発表になったが、次点のランク9位にいたワトソンが選考から漏れたことは、現地でも大きな反響を呼んでいた。

キャプテンのデービス・ラブIIIからは、チームとしての戦略を考慮した上での判断だったことを明かされたという。「それが何を意味しているのかは分からないし、僕には関与できないこと」と冷静にとらえながらも、2010年から3大会連続出場中のビッグイベントへの思いは強い。「僕にとって、今年の最重要イベントは2つ。オリンピックとライダーカップさ」。

すでに出場を決めているジョーダン・スピースやブラント・スネデカーからは、最後の1枠を勝ち取れることを祈るメッセージを受けたという。「2人には感謝している」と盟友たちのエールを胸に、まずは今週に全力を尽くして結果を残し、選出に向けた最後のアピールとしたい。

ほかの米国選抜候補としては、首位スタートを切ったケビン・チャッペル、最終戦に進めなかったジム・フューリックらの名前が挙がっている。(ジョージア州アトランタ/塚田達也)