◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 初日(29日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知県)◇7315yd(パー72)

沖縄で生まれ育ち、高校時代は大阪、大学時代は仙台…。ゴルファーとしてのキャリアを通じて日本全国を移り住んだ宮里優作は現在、愛知県内に居を構えている。今週の会場からは自動車で30分程度。そんなときでも、試合期間中は自宅通勤を我慢するのが宮里流だ。

6バーディ、2ボギーの「68」。4アンダーで5人が並ぶ首位タイで滑り出した宮里は、前半にスコアを伸ばせないまま折り返しながら「パットが良かったのでバーディチャンスにつけば」と、ショットとの噛みあわせが良くなるのをじっと待った。すると後半アウトで猛チャージ。7番(パー5)からは3連続バーディで締めくくった。

前夜から午前中にかけての雨で、フェアウェイが多くの水を含んだ。「クリーンに打つことを心がけ」すべての番手で普段よりも0.5インチほど短く持って対応。後半はスイング中の手元のコックを抑え、ターゲットへのラインを外さないショットを多く選択した。

愛する家族は自宅に置いて、近くのホテルから通勤。「試合中は自分がピリピリしてしまうところもある。僕だけ早起きになるので、子どもたちにも悪い」というのが理由だ。神経を研ぎ澄ませるため、別会場での試合と極力同じ環境を作っている。

「まずは背伸びをせずに(ひとつひとつのプレーに)“どれくらい”と点数をつけて、ラウンド中に確認しながらやりたい。サンデーバックナインになったら(過度に)気持ちと集中力を出していくことが必要になるけれど」。いまだトップ10入りがないままシーズンは後半戦へ。地元でそろそろ、エンジンを吹かせたい。(愛知県みよし市/桂川洋一)