◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 2日目(30日)◇烏山城CC 二の丸・三の丸コース(栃木県)◇6506yd(パー71)

「ビックリです。すごく良いプレーができた」。メジャーの大舞台で、出場選手中唯一のノーボギーで首位浮上だ。ツアー未勝利の堀琴音が4バーディを重ねて「67」でプレーし、通算5アンダー単独首位でトーナメントを折り返した。

午後組アウトコースから出て、2つ伸ばしてツアー最長のパー4ホールとなった17番を迎えた。ティショットをフェアウェイに運ぶと、「カット気味に」7Wで放った残り191ydの第2打は、グリーンをとらえピン横4mにつけた。「ジャストタッチでまっすぐ打った」とスネークラインを読み切って、バーディを奪った。

池がフェアウェイ左サイドに沿うように広がる18番では、残り140ydの第2打をピン奥7mにつけた。下って上りの傾斜に乗せて、上がり2ホールを連続バーディで締めくくった。

平均パット数は『1.8472』で、57位と苦戦を強いられている。試行錯誤が続く中で「入らないから思い切って替えた」と、これまで使用していたマレット型のパターから約1年半ぶりにピン型に戻した。「タッチが出しやすい」と感触も良い。

堀にとって「日本女子オープン」は好印象という。相模原ゴルフクラブ 東コース(神奈川県)で行われた2013年大会にアマチュアとして出場し、予選通過を果たした。「メジャーだけど、それほど意識していない。毎週上位に行く気持ちでプレーしている」と、気負いもなくリラックスして臨めている。

堀の背中に1打差でピタリと張り付くのは、アマチュア15歳の長野未祈(千葉・麗澤高1年)だ。「試合に出ている以上、年の差も、プロもアマも関係ない。きょう同組でまわった畑岡(奈紗)さんは勢いがありましたけど…」。ライバルは常に自分。ツアー初勝利に向け、ひた走る。(栃木県那須烏山市/糸井順子)