◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 3日目(1日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知県)◇7315yd(パー72)

ムービングデーに加わったシーズン初の優勝争いには安堵感が漂う。19位タイから出た宮里優作が「66」をマークして通算9アンダー。「やっと、という感じ。逆に落ち着く。こういう中でやってこそ気持ちもいい」。3打差の4位タイと、首位の谷原秀人を射程圏にとらえた。

日本人の実力者ぞろいのリーダーボード。宮里もビッグスコアで名前を連ねた。前半6番からの3連続バーディでエンジンをかけ、後半12番(パー5)でイーグルを奪取。残り276ydの2打目を3Wでピンそば1mにつけるスーパーショットを見せた。

「午前中は良くなかったが、パターがうまく入ってくれて後半に向けたリズムが作れた。三好はバーディを獲って良い流れを作らないと、どんどん悪い流れになる」

年明けに新選手会長に就任。シーズン複数回優勝を目標に掲げながら、タイトル争いができないままシーズン後半戦を迎えている。賞金ランキングは26位(1997万4296円)ながら、その約半分(989万5408円)は6月のメジャー「全米オープン」で23位に入って稼いだもの。

とくにパッティングに悩みを抱え、父の優さんからのアドバイスもあり「一度、壊すしかない」と、イチから“型”を見直した。今季ここまで使ったパターはピンタイプだけで6本、マレット型も含めると計10本以上に及ぶ。「最近はようやく固まってきた。練習ラウンドで持ち込むパターも2本くらいになった。キャディにだいぶ優しくなったね(笑)」

自宅のある愛知県での戦いは声援もいつも以上。「なんとか首の皮一枚、優勝争いにつながった。あしたはしっかり攻めていきたい」と、最終日を満喫する。(愛知県みよし市/桂川洋一)