◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 初日(6日)◇石岡ゴルフ倶楽部(茨城)◇7071yd(パー71)

6日に開幕した今大会で、優勝争いと平行して、昨季から導入された「フォールシャッフル」という“見えにくい戦い”が繰り広げられることをご存知だろうか? 日照時間の短縮に伴い、出場人数が絞られるツアー終盤戦への出場チャンスを好調な選手に与えるための新システム。言ってみれば、優先出場順の入れ替え戦で、今大会終了時点でのランキングが対象となる。

フォールシャッフルは、ツアー出場優先順位(※)の(18)(19)(20)(22)(23)(24)(25)に該当する選手が対象で、シーズン開幕からこの7カテゴリーによる独自の賞金ランクが進行。今週の終了時点で上位10人は、来週以降の出場優先順位が(14)に繰り上がって、残り8戦のツアー終盤戦に出場できる可能性が高まる。

※2016年度ツアートーナメント出場資格の優先順位
(1)賞金ランキング1位(翌年から5年間)
(2)「ツアー選手権」「日本オープン」「日本プロ」優勝者(翌年から5年間)
(3)「ゴルフ日本シリーズ」優勝者(翌年から3年間)
(4)ツアー優勝者(その年と翌年から2年間)
(5)賞金ランキング上位60名(翌年1年間)
(6)永久シード保持者(25勝以上)
(7)会長が推薦する者
(8)ツアー優勝者(達成試合に限る/翌年から5年間)
(9)ツアー成績10位以内(達成試合に限る/翌年1年間)
(10)直近の試合で成績10位以内(年度内)
(11)チャレンジツアー賞金ランキング1位
(12)チャレンジツアー年間3勝(その年の残り試合)
(13)チャレンジツアー優勝者(JGTOが指定した試合)
(14)『フォールシャッフル』上位10名
(15)USPGAツアーと欧州ツアーメンバーのランク上位者(翌年1年間)
(16)ワールド杯又は日韓対抗戦の日本代表(その年と翌年から2年間)
(17)ツアートーナメント複数優勝者(年間2勝:その年と翌年から3年間/年間3勝以上:その年と翌年から4年間)
(18)生涯獲得ランク上位25位以内(本人が選択した1年間)
(19)アジアツアー賞金ランク1位(翌年1年間)
(20)賞金ランキング61位〜75位(翌年1年間)
(21)特別保障制度の適用者
(22)チャレンジツアー賞金ランキング上位者(リランキングまでの試合)
(23)QTランキング上位35位まで(リランキングまでの試合)
(24)賞金ランキング上位100位まで(リランキングまでの試合)
(25)QTランキング上位者(リランキングまでの試合)

今大会を前に、シャッフルリスト13位につけている香妻陣一朗は、終盤戦の出場権を狙う選手の1人。9月の国内男子下部チャレジツアー「elite grips challenge」で初優勝。前週の「トップ杯東海クラシック」で初日首位に立つなど好調を維持している(最終順位は29位)。「調子はいい。1W、パッティングは安定している」と終盤戦へ上々の手応えだ。

これまで761万5322円を獲得している香妻は、現在10位につけるカン・キョンナム(韓国)が獲得している875万2171円までは、113万6849円差。「ランク10位まであと約100万円。トップ10を狙っていく」と今大会の狙いを絞った。上位選手の最終成績にも影響を受けるが、泣いても笑っても今週が一区切り。レギュラーツアーでのシード獲得に向け、チャンスを自力でつかみに行く。(茨城県小美玉市/糸井順子)