◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 3日目(8日)◇石岡ゴルフ倶楽部(茨城)◇7071yd(パー71)

降雨による1時間42分間の中断後、午後4時55分に日没サスペンデッドを迎えた。ともに2ホールを残して7つ伸ばした宮里優作と額賀辰徳が通算13アンダーで並び、暫定首位で最終日を迎える。

最終組の1つ前でティオフした第20組。宮里は5番(パー5)で、この日最初のバーディを奪った直後に中断のサイレンが鳴った。2日目に硬く締まったグリーンも、一時的な強雨で柔らかくなり、「深く考えずにチャンスが来るまで、いいショットを打ち続けよう」と機会を待った。再開後の7番をバーディとすると、9番からは3連続。日没の迫った16番(パー5)では1.5mを沈めて、あしたにつながるバーディで締めた。

額賀とは練習ラウンドをともにする間柄で「いい雰囲気でまわれた」という。ツアー屈指の飛ばし屋として腕を鳴らす額賀だが「免疫があるから大丈夫」と力むことなく、リズム良くプレーできた。「互いにビッグチャンス。良いプレーをしても俺より出るなよ」と年下の額賀を牽制しつつ、「2人で攻めあえればいい」と話した。

一方の額賀には、ツアー初優勝のチャンスが巡ってきた。8番(パー3)で約10mのバーディパットを沈めると、9番では残り105ydの第2打をピンそば20cmにつけて2連続。ティショットでは平均260ydの2Iが火を噴いた。「縦距離も横ラインもイメージどおりに打てた」と、折り返した10番から12番では3m、3m、1mにつけるショットでバーディとし、5連続で盛り返した。この日の最後となった16番(パー5)でも、バンカーの目玉からの第3打をピン手前2mにつけてバーディとした。

「2人でバーディパットを入れ合う展開は不思議な感じ。残り2ホールあるけど、この流れを最終日どうつなげるかを考えたい」。昨年11月の「ダンロップフェニックストーナメント」では、2人が最終日最終組で優勝争いを演じたが、宮里に優勝を譲った経緯もある。兄のように慕う宮里に「あしたは(前回の結果を)ひっくり返して、日頃お世話になっている恩返し?がしたい」と意気込んだ。(茨城県小美玉市/糸井順子)