◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 3日目(8日)◇石岡ゴルフ倶楽部(茨城)◇7071yd(パー71)

愛情たっぷり?のおにぎり食べて、エネルギーチャージだ。降雨による1時間42分の中断を挟み、6選手が未消化ホールを残して日没サスペンデッドとなった大会3日目。15位から出た片山晋呉は7バーディ、3ボギーの「67」でプレーして、通算6アンダー暫定6位に浮上した。

8月のリオデジャネイロ五輪から帰国後、過密スケジュールでシーズン終盤戦に臨んでいる。長距離、長時間の移動で疲れは蓄積。8月末の「RIZAP KBCオーガスタ」から1週間のオープンウィークを挟んではいるが、疲労度は前週まで5試合で、予選通過は2回という数字が表すとおりだ。

「体調はいい。全体的にはちょっとずつ良くはなっているね」と、前週の「トップ杯東海クラシック」から徐々に回復はしているものの、その手応えも「あまりないけど、ちょっとずつね…」と歯切れは悪い。

そんな片山の状況を見かねたマネジャーの金魚潤一郎(きんぎょ・じゅんいちろう、39)さんが、リオから帰国後、手製のおにぎりを試合中、毎朝握ってくれているという。一度に炊く量は2合だから、4〜5個分。「お米と炊飯器さえあればどこでもできます。体調管理を考慮してのこと。歳なんでね…」(金魚さん)。

食品添加物を避けるよう、片山の食生活を配慮した気遣いでもある。おにぎりの具材はその時々だが、ミネラルやビタミンが多い雑穀米で握るなどバリエーションも豊富らしい。「僕が女性だったら結婚したい」(片山)と冗談を交えたのも、なんだか照れ隠し?のようにも見えた。

おにぎりに添えるおかずを準備するのは片山の役割だ。「この前、生まれて初めて、家の近所の『西友』に行ったんだけどビックリしたよ。その価格の安さに!結局みんなで食べる分をいろいろ買い込むから、金額にしたらそう(コンビニなどと)変わらないんだけどね」。永久シード保持者の“浮き世離れ”に、こちらがビックリした。(茨城県小美玉市/糸井順子)