「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で史上初めてアマチュアで国内女子メジャー大会を制した17歳の畑岡奈紗(17=ルネサンス高3年)が10日(月)、都内での記者会見でプロ転向を表明した。約100人の報道陣を前に「きょうからプロゴルファーとして活動させていただく畑岡奈紗です。よろしくお願いします」と話し、ツアー史上最年少となる17歳271日の女子プロが誕生した。

2003年9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」を東北高3年時に優勝し、翌10月にプロとなった宮里藍の18歳110日を更新。現役高校生の女子プロ転向は宮里に続き2例目となった。会見の壇上ではアカデミーで師事する中嶋常幸から花束を贈呈され、宮里と松山英樹からのビデオメッセージが披露された。大先輩たちからのエールに畑岡は「世界に出て行って、たくさん優勝できるようなプロになりたいです」と答えた。

畑岡は前々週の「日本女子オープン」を制したことで、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)規定にある「単年登録」の申請権利を得た。今月21日(金)の締め切りを前に手続きを終え、この日の会見に先立ってLPGAから承認されたことで、優勝翌日から365日間、2017年10月3日までの出場資格を獲得した。

茨城県笠間市出身の畑岡は、ゴルフ場に勤務する母の影響から11歳でクラブを握った。中学時代から中嶋主宰の「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」に参加。2015年、16年と「世界ジュニアゴルフ選手権」を連覇した。奈紗(なさ)の名前は、アメリカ航空宇宙局NASAが名前の由来。「前人未到のことができるように」という願いが込められている。