◇国内女子◇富士通レディース 初日(14日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6635yd(パー72)◇ 今季20試合目の勝みなみ(18=鹿児島高3年)が第1ラウンドをティオフし、ツアー通算出場試合数がアマチュア選手としては過去最多(1988年のツアー制度施行後)となる「54試合」を数えた。第1ラウンドのスコアは1アンダー。首位と4打差の19位で滑り出した。

前半アウトは3バーディを奪って首位争いに加わったが、後半11番の2打目で右ラフからシャンクして「噛み合わなくなってしまった」と、2ボギーを叩いて後退した。それでも、念願のツアー2勝目に向けて、決して悪くない位置だ。積み重ねてきた経験もあるだろう。予選落ちの方が珍しいほどの安定感はもはやお茶の間にもおなじみだろう。

それまでのアマチュアのツアー最多出場数は、12歳9カ月でツアーに初出場した金田久美子の53試合だった。続いて、竹村真琴の49試合、渡辺恵子の33試合、宮里美香の32試合と続く。アマチュア時代にツアーで活躍し、記憶に新しい選手では宮里藍が25試合、横峯さくらが24試合、諸見里しのぶが23試合に出場した。

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の規定では、プロ選手の推薦出場は年間8試合に限られるが、アマチュアには制限がない。勝は2012年3月「Tポイントレディス」(予選落ち)で初出場してから、同年5試合、13年6試合、14年8試合、15年15試合に出場してきた。

「すごく良い経験をさせてもらっているし、有難いこと。この経験を無駄にしないよう、これからにつなげていきたい」と、機会を与えられてきたことに感謝している。(千葉市緑区/塚田達也)