◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 3日目(15日)◇狭山ゴルフ・クラブ(埼玉)◇7208yd(パー70)

2バーディ、3ボギー「71」とスコアを落とした石川遼は、通算3オーバーで9位。首位に立った松山英樹とは7打差で最終日を迎える。だが、千両役者はこの日も要所で好プレーを見せ、集まった1万468人のギャラリーを沸かせた。

最後に魅せた。18番で、深いラフから15ydのチップインバーディ。うっぷんを晴らすかのように両手をあげると、グリーンを囲む観客の地鳴りのような歓声が響いた。カップからボールを拾い上げ、再び右手でガッツポーズを作った。ボールをギャラリースタンドに投げ入れ「ほとんどイメージ通りでした」とうなずいた。

ティショットを曲げて深いラフにつかまり、苦戦した。フェアウェイキープ率は14.29%で全体64位(66選手中)だった。「(2打目を)出すだけになった」とチャンスは数ホールにとどまった。8番で約6mのパーパットを決めるなどピンチをしのぐ展開に「(パーオンできず)パーパットが多くなってしまった」と悔やんだ。

「英樹は昨日までが練習だったような感じでエンジンがかかってきた。(優勝は)英樹次第なので簡単ではないが、いかに2位グループに入っていけるかが勝負」。同学年の松山を称えながら、最終日を見据えた。(埼玉県入間市/林洋平)