渋谷の駅前や下北など、日本の街のどこかで遭遇したことがある人もいるかも?

東京在住の外国人アーティストSam Eluさんは、透明感のある素敵なサウンドを奏でるアーティストなんですけど、その楽器が特別なんです。

どう特別かというと、割り箸とピアノ線を使って、ピアノのようなオリジナル楽器「幻ピアノ」を作ってしまったんです。割り箸をピアノの鍵盤風に使い、29本のピアノ線をお琴のように弾いて音を奏でます。足元にはドラムセットがあるのでパーカッションも自分でできちゃいます。

割り箸だからと言って侮ることなかれ! 本当にカッコイイんです。とりあえず聴いてみてください。曲名はFor My Peopleです。



割り箸で作った楽器から、こんなに複雑な音楽が生まれてくるなんて想像がつきませんよね。

Sam Eluさんは日本に住んで今年で9年目。6歳の頃からピアノを弾き、クラッシック、ジャズ、即興演奏を楽しみ、バークリー音楽大学では作曲を学びました。

以前から公共の場で演奏するスタイルが好きだったので、まずはアコーディオンでストリートミュージシャンをはじめましたが、酒場の音楽風な感じが嫌でピアノを弾きたい!と思うようになりました。でもピアノは持ち運びできないし、電子ピアノの音は好きじゃないという問題にぶつかってしまい…。そこで、お琴とピアノをミックスした、割り箸製のピアノ「幻ピアノ」を作ることになったんだそうです。

最初は弦が2本でしたが、今のバージョンでは29本とどんどん複雑化してきています。Sam Eluさんはこれからも幻ピアノを進化させていきたい考えているようです。必要は発明の母ですね。

自然と調和しながら不思議な音の世界へと導く仙人の音楽家と自己紹介しているSam Eluさんの曲は、寝る前でも、朝起きた時でも、休憩中でも、いつでも疲れた気分を癒してくれそうです。そして、いつも意識せずに捨てているようなものでも、使い方次第でテクノロジーに変わる可能性があるのだと気づかせてくれます。


source: MashableAsia , YouTube, SamiElu

(junjun)