実は意外と簡単に読むことは習得できそう?

極北の氷雪地帯に住むイヌイット。彼らが話すイヌクティトゥット語の文字ってどんな感じか想像つきますか? カナダやグリーンランドの北のほうに住んでいるから、やっぱりアルファベットかなって思ったりしますが、アルファベットは使われないんです。代わりに「アブギダ」と呼ばれる、音を表すシンボルが使われています。

このシンボルはカナダの最北部で使われています。もともとはキリスト教の宣教師によって考案され、母音と子音のセットで1つのシンボルになります。日本語も近い構造ですね。

そしてイヌクティトゥット語のトリビアは、たった1つのシンボルで英語の一文に相当する内容を言えてしまうことです。極寒なので、長く話さずとも伝わるようになっているんでしょうか。


言語に詳しいTom ScottさんのYouTubeチャンネルから、イヌクティトゥット語についての動画


どんな風にイヌクティトゥット語の文字が書かれるのかというと、まずシンボルの形が子音を表します。そしてそのシンボルがどっちを向いているかで母音を表すのです。「ᐃ」とか「ᐊ」って感じですね。発音区別符は母音が長いか短いかを示し、「ᖅ」のようなシンボルの肩につく記号はどのように音が終わるかを表しています。

シンボルで表される言語なので、読みを覚えるのは難しくなさそうですね。現在イヌクティトゥット語を流暢に話せるのはおよそ3万人のみで、消えてしまうかもしれない言語と言われています。外国語を勉強してみようかなと考えていたなら、イヌクティトゥット語いかがでしょうか?


Bryan Menegus - Gizmodo US[原文
(岩田リョウコ)