MacOS Sierraが公開され、6年以内に製造されたMacなら誰でもダウンロードして利用できるようになりました。

Sierraは、OS X 10シリーズの後継なので、El Capitanからインターフェースなど大きく変わることなく、さまざまな改善が加えられました。新しいMacOSでは何が変わったのか、MacOS Sierraの13の変更点をまとめました。


1. Siriと話すことができる



この機能がSierraの中でも一番大きな目玉です。iOSではおなじみになったSiriと、MacBookでも戯れることができるようになりました。

使い方はiPhoneやiPadのSiriとほぼ同じですが、Macなら、例えば「ダウンロードフォルダにあるPDFファイルを出して」や「私のMacにはどのくらい空き容量があるの?」といった、iOSにはないような質問や指示もできますね。

Siriは、DockにあるSiriのアイコンか、Spotlightで「Siri」と入力して起動するか、Launchpad内のSiriのアイコンをタップして起動するか、ショートカットを設定して起動するかで話しかけることができます。「Hey Siri」はまだ使えません。


2. Mac・iPhone・iPadでクリップボードを共有できるように


iOS 10の新機能のひとつとして搭載された「ユニバーサルクリップボード」ですが、Sierraとの連携で、同じApple ID内で、クリップボード(コピーしたデータの一時保管場所)にある、テキスト、画像、動画をMac・iPhone・iPadで共有し、異なるデバイス間でも簡単にコピー&ペーストができるようになりました。

MacでビーッとコピーしたテキストをiPhoneで貼り付けてメールで送信、そんなことが簡単にできるようになります。


3. Apple WatchでMacに自動ログイン



Apple Watchを身につけているだけで、Mac(対応する機種のみ)に自動的にログインできるようになりました。

パスワードをわざわざ入れなくてすむようになるのは便利ですよね。設定方法はこちら


4. メニューバーのアプリの位置を並べ替えられるように


ついにSierraから、メニューバーに表示されているすべてのアイコンを自由に動かすことができるようになりました。サードパーティ製アプリを含むすべてのアイコンを自由に移動させることが可能になっています。アイコンの移動は、「Command」キーを押しながらドラッグ&ドロップすることで可能です。


5. 「メッセージ」が大きく変わりました



iOS 10でメッセージアプリが大きく変わりましたが、macOS Sierraでもこれを踏襲しています。大きい絵文字を送れるようになったり、「タップバック」という機能で、届いたメッセージの吹き出し上にハートや「いいね!」スタンプを加えて、簡単な操作でリアクションできるようになりました。

またメッセージウィンドウから、URLリンク先のプレビューができたりと、かなり進化しましたよ。


6. 写真がもっと簡単に探せるように


iOS 10と同様、Sierraの写真アプリも強化されました。

被写体や場所で写真を検索できる「スマートサーチ」機能で、顔認識で「その人」が写っている写真を検索してくれたり、撮影場所や、「犬」や「夕日」といった特徴だけで写真を検索できるようになりました。また、簡単にスライドショーが作れる「メモリー」機能は、訪れた場所やイベントにちなんで自動的にMacがベストなスライドショーを作ってくれます。


7. 「メモ」をiCloudで共有



iOSとMacOSで連携する「メモ」アプリですが、こちらもアップデート。メモがiCloud経由で共同編集できるようになりました。「人を追加」アイコンをクリックし、メールやメッセージ、リンクをコピーなどで、EvernoteやGoogle docsのように同じメモファイルを複数人で編集できるように。


8. Apple PayがWebで使える


Safariで、Apple Payが使えるようになりました。Apple Payをサポートしているウェブサイトであれば「Apple Payで支払う」というオプションが表示されるので、iPhoneかiPadで指紋認証をして購入完了。またApple Watchとも連携できます。

Apple Pay、日本にも早くきてほしいですね…。


9. Macストレージの最適化



いっつもローカルの空き容量がない…はよくある悩みですが、Sierraでは、使わないファイルを自動的にiCloudに保存し、ローカルには残さないものの、オンデマンドで使える状態に保つという機能が搭載されました。

「このMacについて>ストレージ>管理」から、いろいろ設定できるようになっています。


10. デスクトップのファイルもiCloud上に


Macの「書類」と「デスクトップ」のファイルがすべてiCloudで自動で同期されるように。

「システム環境設定>iCloud>iCloud Drive」のオプションから、iCloudに同期するデータを選択すると、自分のiPhoneのホームにiCloud Driveが追加され、リアルタイムでデスクトップや書類に保存したファイルにアクセスできるようになりました。


11. Sarariで「ピクチャー・イン・ピクチャー」が使える



YouTubeやVimeoなどの動画を、常にウィンドウの最前面に表示してくれる機能が「ピクチャー・イン・ピクチャー」。動画を横目で見ながらブラウザでメールなどの作業できるというもの。

Vimeoには、動画コンテンツの右下に「PiP」ボタンがあるのでそれを右クリック。YouTubeは、動画の上から2度右クリックすることでピクチャー・イン・ピクチャーが可能になります。ただしSafariだけね。


12. 写真に落書きができるように


写真アプリから、写真を開いて「編集>機能拡張>Markup」で、フリーハンドの落書き、「テキスト」「吹き出し」「ズームアップ」が追加できるようになりました。


13. ほぼすべてのアプリケーションをタブで使えるように



デスクトップ上で複数のウインドウが重なるのを防げるように。ブラウザアプリのように、サードパーティーを含むあらゆるアプリをタブで使えるようになりました。PagesやWordの文書をスムーズに切り替えたり、マップでたくさんの異なる目的地を同時にタブで見比べたりできるようになりました。


David Nield - Gizmodo US[原文

(mayumine)