第一作からもう14年……でも、若い!

政府の極秘プロジェクトによって作られた最強の戦闘マシンが、真実を求め戦い続ける人気アクション映画シリーズ最新作「ジェイソン・ボーン」。

今回は本作の主演を務めるマット・デイモンにインタビューしてまいりました!


――アクション映画を常に進化させてきた「ボーン」シリーズですが、今回は10年のブランクを経た作品ということで、撮影面で何か変化は感じたでしょうか?

マット・デイモン(以下、デイモン):この10年で(CGなどの)テクノロジーは大きく進化しましたが、僕らの映画の助けにはあまりなっていません。なぜなら、ほとんどの撮影をCGの合成無しでやっているからです。要するに昔ながらの作り方をしているわけです。

ただCGの進化のおかげで、バイクのシーンの撮影は大きく変わりました。前作の「ボーン・アルティメイタム」で短いバイクのシーンがありましたが、そこではまず私がバイクに乗っているところを撮り、シーンが切り替わると同時にスタントマンと交代して、そこにCGで顔を合成しました。

ところが、そのシーンを止めてよく見るとスタントマンの顔が映ってしまっています。もちろん、DVDで注意深く見たりしない限りはわからないことですが、当時の技術ではそれが限界でした。しかし今回は、CGでの顔の合成技術が上がったため、完全に顔を入れ替えることに成功しています。

「ジェイソン・ボーン」のバイクスタントは、エンデューロレース(耐久レース)の世界チャンピオンにもなったポール・エドモンソンがやってくれました。彼は本当に素晴らしいライダーで、私には絶対にできないかなり危険なことをたくさんやってくれています。



――すばらしい肉体を本作では披露していますが、そんな身体を作り上げるためのトレーニングは、アクション映画初主演となったシリーズ第一作(「ボーン・アイデンティティー」)とくらべてハードさはかわったのでしょうか? 当時と今回、どちらが大変だったのでしょうか?

デイモン:確実に今回ですね(笑)第一作を撮った時は29歳だったので、なんでも簡単でした。しかし、僕はもう45歳なので、トレーニングがメインの仕事のようになっています。


――具体的にはどのようなトレーニングをしているのでしょうか?

デイモン:第一作でトレーニングに取り入れて以来、ずっとボクシングを続けています。

第一作の監督のダグ・リーマンはボクサーのような立ち振る舞いをするキャラクターを求めていました。監督はボーンをバランスの取れた無駄のない動きをしながら、常に前へ向かって攻め続けるキャラクターにしたいと考えたんです。

そんなこともあり、監督のすすめでボクシングを始めたのですが、撮影のさまざまなところで(ボクシングで培ったものが)役に立ったのです。なので、それ以来ボクシングは続けています。


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ちょっと珍しい(?)ポニーテール姿で来日したマット・デイモンですが、その若々しさもさることながら、インタビューアーの名前を事前に把握しておくという気配りもステキなナイスガイでした。

そんなナイスガイが大暴れする「ジェイソン・ボーン」は、アクションはもちろんのこと、そのロケーションも魅力的な作品。特に後半は、ラスベガスの道を封鎖した豪華なカーチェイスや、たまたま撮影時に解体予定だったカジノを使ったという派手なバトルなど、見どころが盛りだくさん!

「ジェイソン・ボーン」は10月7日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国公開。

(C) Universal Pictures


source: 映画『ジェイソン・ボーン』公式サイト

(傭兵ペンギン)