代替機の発火が4件続いたことを受け、米大手キャリア4社すべてがGalaxy Note 7の販売&交換停止を発表、ほかのスマホへの交換をはじめました。聯合ニュースは「サムスンが生産を一時中断した」という関係筋の情報を伝えています。

サウスウェスト航空の緊急避難後もアメリカでは発火の被害が3件続いています。

そのうちケンタッキー州のMichael Kleringさんは、「火曜の4amに煙と臭いで目が覚め、横を見たら携帯が燃えていた。電源に差し込んでいたわけでもなくて、ただ置いていただけなのに。その日のうちに気持ちが悪くなって黒いものを吐いたので病院に行ったら、急性気管支炎と診断された」と地元のWKYT局に話しています。

その後サムスンに問い合わせたらNote 7の提出を求められたので、「それは断って、レントゲン撮影にだけ応じた」ところ、こんな社内メッセージがなぜか携帯に届いたんだそうですよ?

「今度はこれか。重要と判断したら、対応を遅らせることはできる。脅したとおりのことを本当にやるかどうか、様子を見てもいいだろう」

いやあ…ちょっとにわかには信じがたい話なのですが…これって交換品を交換した後の携帯に届いたんですかね…? 携帯をなぜレントゲン? 火曜というと、サウスウエスト機内発火事件の前日ですね…。

ともあれ金曜にはミネソタ州の13歳女子の手の中で代替機が発火し軽いやけどを負う被害が起こり、台湾でも犬を散歩中の女性(26)の尻ポケで爆発したという未確認情報(台湾のApple Dailyが掲載)が流れ、結局、原因がハッキリするまで販売はお預けということになりました。安全性が100%確かめられるまで交換停止にすることを発表したのはAT&T、T-Mobile、ベライゾン、スプリントの各社です。早く原因と対策が白黒はっきりするといいですね。

@Bigshow136 @TMobile stop using & return it to a T-Mobile store. We'll get you set up with a different device.

— John Legere (@JohnLegere) October 9, 2016 「使うのやめて販売店に持ってきて。ほかの端末を用意するから」(T-Mobile米国CEO)


それにしてもSamsung、踏んだり蹴ったりですね。今回のことは元を正せば、「今年のiPhone 7はぱっとしない」という千載一遇のチャンスをものにしようと焦るあまり、6をすっ飛ばして7にして発売を早めたのが裏目に出ての発火と言われています。自主交換プログラムと謝罪会見で乗り切ろうと、正式リコールをずるずると遅らせている間にも米国では発火が拡大し、正式リコール後も交換品が発火。すると今度はそれが表沙汰になるのを食い止める時間稼ぎの相談がなぜか被害者本人の携帯に届いてしまうっていう…。呪われてます…。生産中止が事実かどうかは、Samsungから返答が入り次第アップデートします。


image: ABC

Rhett Jones, Hudson Hongo - Gizmodo US[原文1, 2, 3]
(satomi)