廉価版らしからぬ高スペック。

ワンショットで全天球撮影が可能なカメラ、リコー「THETA(シータ)」。ギズモードもヘルメットに付けてSXSWを練り歩いたり、HOゲージの車両模型に載せて、ジオラマを走らせるなど使い倒しているカメラの一つです。そんな360°カメラのパイオニアから、「THETA SC」が発表されました。



現在でているフラッグシップモデル「THETA S」の廉価版という位置付け。リコーのオフィシャルサイトでは3万2800円(税込)と、THETA Sに比べて手に取りやすい価格になっています。ですが、THETA Sと同等のCMOSセンサーや大口径レンズを搭載し、最上位機種とまったく遜色のないカメラです。

違いを挙げてみると以下が主だったところでしょう。


・重さ: 102g (THETA Sは125g)
・シャッタースピード: 1/8000〜60秒 ※静止画でマニュアルモードの場合(THETA Sは1/6400〜60秒)
・動画の録画時間: 最大5分(THETA Sは最大25分もしくは4GB以下)


THETA Sに比べて重さは約20%軽量化されています。自撮り棒に付けたり、腕を伸ばして撮影するシーンが多いカメラなので、軽量化はありがたいところ。また、シャッタースピードは1/6400から1/8000に。晴天の中での屋外撮影のクオリティが増す予感。あとはカラーバリエーションが、ブルー、ベージュ、ピンク、ホワイトの4種類になりました。



ただ、動画の録画時間は最大5分と大幅に短くなっています。ですが、THETA Sを使っている感触ですと、5分以上撮影するシーンはそこまで多くはありません。それ以上になるとデータ容量も重くなってくるため、5分という撮影時間は、現実的なラインではないかと。発売は10月28日です。



また、THETA Sアプリのアップデートも本日より配信しています。UIが大幅に変わり、より分かりやすくなりました。嬉しいところだと、スマートフォンに転送した全天球イメージをタイムライン形式でも表示できるようになったり、Facebookへ共有した場合、360度写真表示に対応したところでしょう。ソフトウェアのアップデートも抜かりなし。

ニコンも360°アクションカムKeyMission 360を発表し、まさに360°カメラは戦国時代に突入。使う側からすると選択肢が多いのは嬉しいことですから、この状況は大歓迎ですね。


source: リコー

(佐々木崇)