先日パコ・アジェスタラン前監督を解任したバレンシアは、後任候補をチェーザレ・プランデッリ氏一人に絞ったようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

バレンシアのヘスス・ガルシア・ピタルチSD(スポーツディレクター)は、22日にイタリアへと赴き、プランデッリ氏と会食した。プランデッリ氏側からは複数年契約、アジェスタラン前監督とは比べものにならないとされる高額な年俸、アシスタントコーチ連帯などが条件として提示されたとみられる。

ピタルチSDは、プランデッリ氏から高い要求を突き付けられたにもかかわらず、合意を確信してスペインに戻ってきた。“ボロ”ことサルバドール・ゴンサレス暫定監督に率いられたバレンシアが2連勝を飾り、ファンの批判が鎮静化したことと、10月初旬のインターナショナルウィークを含めればイタリア人指揮官を説得するための十分な猶予があるとの考えがピタルチSDを楽観視させた模様だ。

その後も交渉は続けられ、ピタルチSDの思惑通りに事は進んだ。29日にはプランデッリ氏の代理人がバレンシア入りし、両者は2年契約で概ね合意に至ったとされる。

プランデッリ氏は2002年から2004年まで指揮したパルマで1年間元日本代表MF中田英寿を指導した経歴がある。また2010年から2014年まではイタリア代表の監督を務めた。