バイエルン・ミュンヘンは28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第2節でアトレティコ・マドリーと対戦し、0−1で敗れた。ドイツ代表DFジェローム・ボアテングは、チームが見せたプレーに納得していない。

昨季CL準決勝ファーストレグと同じスコアで敵地ビセンテ・カルデロンをあとにすることになったバイエルン。今シーズン公式戦初黒星で見せたチームのパフォーマンスに、試合後カルロ・アンチェロッティ監督は苦言を呈しており、失点場面についてはボアテングが相手MFヤニック・フェレイラ・カラスコを「抑え込めなかった」と指摘した。

ボアテング本人もプレーには満足していない様子だ。しかし、同DFはチームとしてのパフォーマンスを敗因としている。ドイツ『シュポルト1』で次のように話している。

「今日はすべてにおいて十分じゃなかった。ボールを簡単に譲りすぎ、不要なミスも多すぎた。競り合いも勝てず、ボールを前線でキープできなかった。前線で動きがないと、パスの受け手も見つけにくい」

「アトレティコのフォワードの働きぶりを見れば、そこで差をつけられたと認めなければいけない。彼らを手本にするべきだ」

状況に応じたポジショニングにも問題があったという。

「ビルドアップは3〜4人で十分だ。6人も必要じゃない。そうしたら彼らは前方にいないことになるからだ。ボールを失った場合、後方に位置しすぎれば、競り合いに上手く入り込めない」

そうして、アトレティコの速攻に手を焼くことになったとボアテングは考えている。

「中盤も全体的にオープンすぎて、相手に時間を与えてしまった。詰めなければ、アトレティコに限らず、どんなチームでも早いカウンター攻撃を仕掛けられるよ」

もっとも、シーズンの早い時期に敗北を味わったこと自体は悪くないかもしれない。次に向けて「正直な分析が必要」と求めるボアテングは、「何人か、別のレベルやスピードが存在することを実感できたのはポジティブなのかもしれない」と教訓を得る重要性を強調している。