アルカディウシュ・ミリクが4-6か月の離脱を余儀なくされたため、ナポリはローマ戦での攻撃の要をマノーロ・ガッビアディーニに託した。だがキエーヴォ戦では活躍したガッビアディーニもワントップとしては機能しないことが再び明らかとなった。

彼にとってもローマ戦のテストは忘れてしまいたいものであろう。数字もとても満足できるものではない。出場56分で枠内シュートはわずかに1回、ボールタッチは9回だ。今夏、ユヴェントスへ移籍したエースストライカー、ゴンサロ・イグアインの穴を埋めなければならないナポリにとってはあまりにも少ないと言える。

この数字はガッビアディーニがいかに与えられた役割をこなしきれていないかを物語っている。スタメンで起用された試合は毎回後半に途中交代しており、今季リーグ戦では7試合に出場し、わずか1得点にとどまっている。

ナポリ内部では、すでに『ガッビアディーニ問題』として紛糾しているようで、サポーターの間でも意見が割れている。ローマ戦でガッビアディーニが交代した際、スタディオ・サン・パオロの観衆の大多数がブーイングを浴びせたが、クルヴァBのように一部のサポーターは彼を支持、奮起を期待し拍手を送った。

元アタランタのガッビアディーニにとって、試練の時が訪れた。約束されていたはずのトップ選手としてのキャリアに陰りが見え始めた。そして今季、最高のスタートを切ったナポリのシーズン目標を下方修正しないためにも、彼の奮起が必要になる。

文=Goalイタリア編集部