ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦(6日)、オーストラリア戦(11日)に臨む日本代表が5日に練習を行った。ヘルタ・ベルリンに所属するFW原口元気が取材に応じている。

原口は今シーズン、クラブで好調をキープしている。出場機会はもちろん、ゴールを絡む動きにも磨きをかけ、日本代表へと帰ってきた。原口はクラブと代表での違いを語りながら、意気込みを口にした。

「役割も相手のレベルも違うので、ヘルタのプレーをそのままってわけにはいかないですね。むしろもっと攻撃的というか、ヘルタでは半々くらいでやってますけど、攻撃に比重をかけれるので、どういうプレーを出そうとか、いろいろイメージしています」

続けて、代表ではFWという意識でプレーするのかと問われ「そうですね。監督にも『FWだから点を』と言われるので、楽しいというか、今までやってきたようなことができるので、楽しいですね」と喜びを伝えた。

また先日、DFの酒井高徳は「イラクはサイドの裏が狙い目なので、(原口)元気の突破がカギになる」と話していた。試合のキーマンになる可能性について原口は「やっぱりパスとか裏だけではたぶん崩れないと思っています。相手もそう簡単にはパスだけでキレイに崩すのは難しいんで、開いた位置から1枚はがしていくっていうのも必要になってくると思うし、そういうプレーをやりだした時に自分の良さが出るので、そういうプレーも出しながらですね。もちろんダイレクトに狙うようなランニングも増やして、両方できたらいいなと思いますけど」と自身の見解を明かした。

イラク戦を迎えるにあたって、日本代表は主力選手の多くがクラブで出番を得られていない。ミランのFW本田圭佑、レスター・シティのFW岡崎慎司、ドルトムントのMF香川真司など実戦からは遠ざかっているため、コンディションが不安視されるが、原口には何の不安もないようだ。

「僕はベストコンディションだと思ってます。もちろん他の選手がどうかは分からないですけど、僕はメンタルもコンディションもトップの状態でイラク戦はできるなと思ってますね。相手より強い気持ちを持ってプレーできれば、どう考えても技術的にも戦術的にも負けるところはないと思うので、どれだけ気持ちをプレーに乗せられるかだと思っています。言葉では簡単に言いますけど、そういう簡単なことじゃないので、その気持ちをプレーに乗せてくってことは意識してというか、まあでもそれは普段ヘルタでやってるんで自然に出ると思います」

先月に行われたタイ戦ではゴールを挙げ、日本代表の中心選手として存在感を出し始めた原口。一方で、クラブでは課題とされている部分を代表では期待される難しさも口にしている。

「まあ変な話、一番自信のない部分ですね。(苦笑)ゴール前のクオリティっていうのはやっぱり課題なんで。タイ戦は出ましたけど、たぶんイラク戦とか、今後結果を出し続けて初めて自信とか実力に変わっていくと思うので、何としても決めたいって気持ちもありますし、その気持ちを強く持ってプレーしたいなと思いますね」

日本代表は同予選初戦のUAE戦でまさかの敗戦を喫した。続くタイ戦に勝利したことで1勝1敗となり、第3戦のイラク戦を迎える。