マンチェスター・シティが、偉大な記録達成に迫っている。公式戦11連勝となれば、55年ぶりの快挙が成し遂げられることになる。

今季からジョゼップ・グアルディオラ監督に指揮を託したシティは、プレミアリーグ開幕から快進撃を続けている。サンダーランド、ストーク・シティ、ウェスト・ハム、マンチェスター・ユナイテッド、ボーンマス、スウォンジー・シティを破り、目下6連勝中だ。

さらに、シティはその間に行われたチャンピオンズリーグ(CL)や国内カップ戦でも全勝を維持。CLでは予選プレーオフでステアウアに連勝し、グループステージ開幕節ではボルシア・メンヒェングラッドバッハに大勝している。リーグカップでは、控え組中心の構成でスウォンジー・シティを2−1と沈めた。

公式戦10連勝を飾ったシティは、28日のCLグループC第2節セルティック戦で、ある記録に挑む。1960−61シーズン、トッテナムが成し遂げた公式戦11連勝という記録だ。グアルディオラ監督は試合前日会見で「記録には拘らない。この1カ月やってきたように、セルティック戦では良いプレーを見せたい」と語り、目前の試合に集中する姿勢を説いた。

“ペップ・チーム”が迫る記録はそれだけではない。カルロ・アンチェロッティ監督(現バイエルン・ミュンヘン)率いるチェルシーが2009−10シーズンに記録したプレミア開幕6連勝に並び、また2005−06シーズンにジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)がチェルシーで記録したプレミア開幕9連勝も射程圏内に捉えた。

プレミアで開幕から6連勝を飾り、優勝できなかった例は1995−96シーズンのニューカッスルただひとつである。常々「全勝は不可能だ。いつか敗戦が訪れる」と口にするグアルディオラ監督だが、新天地で最高のスタートを切ったのは間違いなさそうだ。