バイエルン・ミュンヘンは19日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節でPSVと対戦した。試合はホームのバイエルンが4−1で勝利している。

バイエルンはインターナショナルウィークを挟んで公式戦3試合勝利なしという状況でこの一戦に臨んだ。メンバーはMFアルトゥーロ・ビダル、MFフランク・リベリといった選手がケガで欠場した以外はベストメンバーが並んだ。一方のPSVも5試合負けていないものの、ここ3試合はすべて引き分けと絶好調とはいえないコンディションでバイエルンの本拠地へと乗り込んでいる。

バイエルンはいつものようにボールを序盤から支配し、試合を進める。ここ最近の不調を引きずるようにやや良くないリズムが続いたが、セットプレーからスコアを動かす。13分、アリエン・ロッベンが素早いリスタートからで行ったコーナーキックをトーマス・ミュラーが最後は左足で叩き込んだ。

先制点で落ち着きを取り戻したバイエルンを前に、PSVはボールの奪いどころを見つけられず、非常に厳しい展開が強いられる。21分にはこの試合生き生きとオーバーラップをしていたダビド・アラバのクロスにヨシュア・キミヒが頭で合わせ、追加点。今シーズン、ゴールを量産する“エース”キミヒは8試合で7点目を挙げた。

しかし、ようやく火がついたのか徐々にアグレッシブな姿勢を取り始めたPSVが不調バイエルンを相手にボールを前へ前へと運び始める。すると41分、見事なカウンターから最後はFWルシアーノ・ナルシングが角度のないところから右足を振り抜く。ボールはGKマヌエル・ノイアーの手をかすめ、ポストに当たりながらネットを揺らした。

バイエルンは相手の消極的な出足に救われ、2点を先制したものの、1点を返され、スッキリとしない前半となった。

後半もバイエルンがボールを持つが、相手ブロックの内側にはなかなか入ることはできず、決定機はむしろPSVに。左サイドからのクロスで続けざまにバイエルンゴールを脅かしたが、ノイアーの好守もあり、同点ゴールは生まれない。

逆に59分、ノイアーのフィードから抜け出したロッベンが得意のカットインから左足でシュート。キーパーの弾いたボールをFWロベルト・レヴァンドフスキが頭で押し込み、バイエルンが追加点を挙げる。レヴァンドフスキはクラブでは9月17日のインゴルシュタット戦以来の得点となった。

その後、両者はややトーンダウン。バイエルンが数分間に渡り、パスを回し続ける。その流れから84分、この日数少ない好プレーを続けていたMFチアゴ・アルカンタラのロブパスに抜け出したロッベンが頭で合わせ、4点目。試合終盤はバイエルンがペースを落とし、3点差を守りきった。

この勝利でバイエルンはCLでホーム14連勝を達成し、勝ち点を6へ積み上げた。敗れたPSVの勝ち点は1のままとなっている。