バレンシアMFマリオ・スアレスが、古巣アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督についての意見を述べている。

アトレティコの下部組織出身であるM・スアレスは、シメオネ監督の下で一時期レギュラーであったが、徐々に出場機会が減少していき2015−16シーズンにフィオレンティーナへ移籍。同シーズンの冬にはワトフォードに加わり、今夏にバレンシアに移籍することでリーガ復帰を果たした。

スペイン『カデナ・コペ』とのインタビューに応じたM・スアレスは、シメオネ監督との間に問題も生じていたことを告白。フィオレンティーナに加わる前にはインテル移籍の可能性があったが、シメオネ監督に阻止されたという。

「チョロ(シメオネ監督の愛称)に失望していわけではない。ただ、僕がアトレティコ退団を決断した際に移籍を許してくれなかった。アトレティコでは継続的にプレーしていた時期にスペイン代表にも呼ばれた。だから、他クラブで継続的にプレーすることを求めたんだ。でも、シメオネは退団を許さなかった」

「今、バレンシアでは継続的にプレーし、自分が良質な選手であることを示せている。でもあの頃、インテルに移籍するチャンスがありながらも、チョロが退団を認めなかった。その次の試合で起用されたけど、その後には出場機会を与えられなかったんだ」

M・スアレスは一方で、シメオネ監督が素晴らしい指揮官であることも認めている。

「シメオネについては好きになれないこともあった。同様に、彼も僕の好きになれない部分があったはずだ。でも、これまで指導を受けた中で、最高の指揮官は彼であったとも言わなくてはならない。僕はシメオネから多くのことを学んだし、良い思い出を心に残している」

今夏にバレンシアに加わった理由については、次のように説明した。

「アトレティコを去るならば、スペイン国外でプレーしたいと考えた。違う国のリーグ戦を経験してみたかったんだ。しかしイタリア、イングランドでプレーしてみて、自分には合わないことに気づいた。だからスペイン、つまりは世界最高のリーグに戻ることを決めたんだよ」