27日のチャンピオンズリーグ・グループD第1節、ビセンテ・カルデロンでのアトレティコ・マドリー対バイエルン・ミュンヘンは、1−0でアトレティコの勝利に終わった。試合後会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、叫び続けたためにかすれてしまった声で、会心のパフォーマンスを見せられたと満足感を表している。

スペイン『マルカ』や『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「この選手たちの監督であることを幸運に思っている。情熱と団結の精神でもって毎試合プレーすることは、じつに難しい。何が好ましかったのか? すべてだ。前線からプレスを仕掛け、引いて守るときは速攻を仕掛けるコースを見つけ、苦しまなければいけないときは苦しむ。彼らは90分を通して激しいプレーを見せたが、そうすることは本当に難しい」

「今日は世界最高のチームの一つと対戦したが、アトレティコ監督として実現した最高のパフォーマンスの一つとなった」

この試合の戦術については、次のように説明している。

「フェルナンド・トーレスで(シャビ・)アロンソ、グリーズマンでビダルのビルドアップを防ごうと試み、またアラバとリベリの前にはガビとサウールを置いた。そしてラームとボアテングを前にボールを奪えば走るためのスペースを確保でき、実際にそうやってゴールが生まれた。チームは試合の戦術的側面を、じつに素晴らしく解釈していた」

「我々はサウール、ガビ、フアンフランにアラバ、リベリへのパスコースを遮らせるため、グリーズマンにビダルを抑えさせた。中でもガビのプレッシングはじつに見事で、トーレスのアロンソ、ボアテングに対するそれも素晴らしかった。そうして、ビダルのようなとても危険な選手に快適なプレーを許さなかったんだ」

またFWアントワーヌ・グリーズマンが、昨季チャンピオンズリーグ決勝に続き、この試合でもPKを外したことを問われると、こう返答した。

「メッシ、マラドーナ、ジーコ、プラティニといった世界最高の選手たちと同じように、彼もPKを外した。今後も強靭な意志でPKを蹴り続けるだろう」

「アントワーヌの仕事ぶりに、我々は満足感を得ている。今日は左ボランチのようにビダルをマークしなければならず、実際にそうしてくれた。そしてゴールとなったカウンターの起点にもなったんだよ。彼は多くの理由によって、世界最高の3選手に選ばれる存在となった」

一方で、2ボランチの一角としたMFコケにも触れている。

「コケを中央に置く試みは2年前から続けてきたが、少しずつそこに据えられるようになってきている。今はより自然に、あそこでゲームメイクを行えるようになってきた。カラスコが今日のような調子で、ガイタンもデポルティボ戦のようなパフォーマンスを見せられれば、コケが多くのチャンスを与えてくれるだろう」

シメオネ監督は最後に、この試合でも凄まじい熱狂を生み出したカルデロンの観衆に言及した。

「言えることは何もない。彼らはチームのためにできる限り尽くしている。クラブが現在過ごしている瞬間というものは、唯一無二のものだ。このまま、続いてくことを願うよ」