新しい冒険のスタートラインに立てることを嬉しく思う。今シーズンが終わるまで、毎月コラムを書くことになったんだ。

最初のお題を何にするか悩んだけど、チャンピオンズリーグについて書くことにするよ。

CLはすべての人を興奮される大会だ。優勝したクラブはヨーロッパ最高の称号を得る。僕は4年半前に故郷のペスカーラからパリにやって来たけど、以来、ずっとトロフィーを掲げることを夢見ている。

僕に限らず、たくさんの思い出を与えてくれる大会だと思う。数々の興奮と笑い、そして涙を生むんだ。

音楽も素晴らしいよね。テレビで見ているみんなが同じような感覚になるか分からないけど、初めてピッチの上でアンセムを聞いたときは感動したな……。最高峰の舞台に立っている事実を実感させてくれるんだ。

CLでプレーするということは、素晴らしいクラブに所属していることを意味する。選手にとって、とても名誉なことなんだ。

CLを語る上で思い出す出来事が2つある。

最高の思い出はカルロ・アンチェロッティ監督時代……僕が加入して最初のシーズンにバルセロナと戦ったことだ。誇れる出来事だった。世界最高のチームと互角の凌ぎ合いをしたんだからね。自分で言うのも何だけど、僕たちは素晴らしいプレーをした。負けを認めることはフットボールで最も大事なことだ。その夜、自分たちが高いレベルに到達できたと実感することができた。それが誇らしかったんだ。

一方で最悪の出来事も頭から離れない。2013−14シーズン、チェルシーに0−2で負けた試合だ。僕たちは第1戦に3−1で勝ち、優位な立場でセカンドレグを迎えた。試合終了の3分前まで、PSGが勝っていたんだ。それなのに終了間際に失点してしまってね……。本当に受け入れがたい結果だった。今考えても、胸がきしむよ。

CLで優勝するのは簡単なことじゃないと思う。だけど、PSGはそれを最重要ミッションに掲げている。新しいプロジェクトだから時間がかかるかもしれないけど、パリの人たちの声援を背にして必ず成し遂げたい。そのために、僕はここに来たんだ。

現時点で僕の頭に一番鮮烈に残っているのは、残念なことに負けたときの記憶なんだ。

なるべく早く、最高の記憶に変えられたらいい。そのために全力を尽くしてみせる。

マルコより