バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケは、改めて代表引退の決意に及んだ経緯を説明している。

ピケは今月9日に行われた2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選アルバニア戦で、代表を象徴する黄色と赤のカラーをユニフォームから意図的に排除したのではないかと疑いをかけられた。結局着用した長袖のユニフォームに同色のカラーがなかったことからピケの潔白は証明されたが、この騒動後同選手はロシアW杯後に代表から引退する意思を表明した。

ピケの行為が物議を醸した際、『マルカ』や『アス』などマドリッド系のスペインメディアはバルセロナDFに対して批判的な論調を展開していた。レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長と密接につながる関係者もいるなか、ピケはそれらの言動が自身に影響を及ぼしたわけではないとチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦前日会見で話している。

「この質問に答えるのは、これが最後だ。シティとの試合は(こういったテーマで疎かにできないほど)重要過ぎる。僕の代表引退の決意は固い。問題の出来事はアルバニアで突如として起こった。確かに僕は熱くなっていたよ。『マルカ』『アス』『ツイッター』などが僕を引退に追い込んだという記事を読んだが、事実じゃない。(フロレンティーノ・)ペレスの操り人形や『OKディアリオ』が僕を引退させた、とかね。すべてノーだ」

「これは僕が31歳になった時を見据えて下した決断だ。おそらく最善の決断だと思う。W杯に出場することができたら、その大会後は次世代の選手たちが僕のポジションでプレーしていくことを望んでいる」

シティとの一戦では、バルセロナで4年間指導したジョゼップ・グアルディオラ監督が地元に帰還する。

「ペップはバルサで確かな痕跡を残した。『ペップ以前』と『ペップ以後』の時代があったと言ってもいい。僕たちは彼がバルサの監督に就任するまで、フットボールの異なる解釈をしていた。彼はクラブの歴史を変えた監督だ」

「ペップは僕に何もかもを与えてくれた。彼については称賛の言葉しか見つからない。マンチェスター・ユナイテッドで試合に出ていなかった僕に、すべてを与えてくれた。今でも彼との素晴らしい記憶がたくさん残っているよ」