日本代表を率いるヴァイド・ハリルホジッチ監督が5日、ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦(6日)へ向けて記者会見を行った。

日本代表は最終予選2戦を終えて1勝1敗。ホームで行われた初戦のUAE戦を落としたため、来年に佳境を迎える終盤戦を見据えても、これ以上黒星を喫する余裕はない状況にある。

UAE戦の敗因の一つとして、主力選手たちのコンディションが整っていなかったことが挙げられる。今回の状態に関する質問を投げかけられると、ハリル監督は「何人かはいい状態、何人かは疲れている状態です。2日前に着いた選手はフレッシュですが、遅れて合流した選手は疲れているかもしれません」と話し、海外組に何人かコンディションが懸念されるプレーヤーがいると示唆した。メディカルスタッフを中心にケアを行っているというが、「万全の状態にはならない」という見解を示している。

もっとも、海外組の合流が遅れてしまうのは今回に限ったことではない。ハリル監督は「疲労があるとしても全選手が高いモチベーションを持っています。プレーしたいという気持ちですね。あとは監督と選手で話し合い、(どういった起用になるか)解決していくこと」と、強い気持ちを持って試合に臨むと語っている。

メンバー発表時から「メンタル面がとても大事になる」と語っていた指揮官は、イラク戦におけるプレッシャーに関して「最終予選では常にあるものです。ワールドカップに行かなければいけない。国のためにも。政治や経済も関わってきます」とコメント。続けて「(他国に比べ)日本ではそれほど大きなプレッシャーを受けないと思います。私の経験上、ここの10倍のプレッシャーを受けるチームもありました。それに、本大会に出ればもっともっとプレッシャーがかかります」と、世界ではさらに難しい状況があり、ここでつまづくわけにはいかないという思いを明かした。