アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が10月1日で就任20周年を迎えた。名古屋グランパス時代にヴェンゲルから指導を受けた経験を持つ現スポーツジャーナリストの中西哲生氏が『DAZN』のインタビューに応じ、世界的名将について語ってくれた。

ヴェンゲルは1996年10月1日にアーセナルの指揮官に就任。以降、プレミアリーグやFAカップといったビッグタイトルを獲得して世界的名将の地位を不動のものとしている。また、ティエリ・アンリ、パトリック・ヴィエラ、セスク・ファブレガスらを世界的なプレーヤーに育て上げ、選手育成の面でも高い評価を得ている。

中西氏は当時を振り返り、「質問したことに関しては、全部論理的に答えてくれる。質問に対してすごく論理的な答えが毎回返ってくるので、すごくやりやすかったですね。僕はよくベンチにいて、途中交代することが多かったんですが、途中から出て行く時もものすごく指示が具体的だった。他の色々な監督ともやりましたが、あそこまで細かく具体的に指示したのは、ヴェンゲルくらいでした」と、“知将”とのやり取りを明かしてくれた。

ヴェンゲルが就任した当時、アーセナルは守備的でカウンター一辺倒のチームだった。「アーセナル=退屈」と揶揄されることも少なくないほどに。

そんな“退屈なアーセナル”を、ショートパスを多用して相手を圧倒する“シャンパン・フットボール”に変貌させたのが他ならぬヴェンゲルだった。明確なビジョンを持ち、選手の心をつかむ論理的な思考があったからこそ、ガナーズを魅力的なチームに作り変えられたと言えそうだ。

なお、インタビューの全編は今後、『DAZN』にて放送される予定となっている。