バルセロナDFジェラール・ピケは、カルレス・プジョール氏の系譜を継ぎ、今やチームをけん引する存在となっている。スペイン『スポルト』が伝えた。

「プジョールと一緒にプレーできるのは最高だ」「彼は5−0で勝っていたとしても、最後の1分まで気を抜かずに僕を叱り飛ばしてくれる」。ピケはまだプジョール氏が現役だった頃、そう語っていた。しかしながら2014年に闘将がピッチから離れた後は、ピケは抜きで戦うことを学ばなければいけなかった。

バルセロナのカンテラーノ(下部組織出身選手)であるピケは、2008年にマンチェスター・ユナイテッドからバルセロナへの復帰を果たした。当初クラブは控えCBとしてピケを獲得したが、ジョゼップ・グアルディオラ現マンチェスター・シティ監督は同選手を信頼。ピケは復帰1年目で40試合に出場し、実に4000分間のプレータイムを確保した。

29歳となったピケは、今季バルセロナで9シーズン目を迎えている。バルセロナとの現行契約は2019年まで。それがまっとうされれば、32歳で12シーズンを終了することになる。プジョール氏はバルセロナで15シーズンを過ごした。ついにクラブのレジェンドの同氏を、射程距離に捉えるところまでたどり着いている。

ピケは先日のセルタ戦で2得点を挙げた。チームは3−4で敗戦したものの、最後の最後まで逆転を目指して気を吐いた。最近ではFWリオネル・メッシ、MFアンドレス・イニエスタ、セルジ・ブスケッツらが不在の状況でキャプテンマークを巻くこともある。

故ティト・ビラノバ氏(2012−13シーズンにバルセロナを指揮)は以前「ピケが抜けると、講じる手段が減ってしまう」とスペイン代表DFへの評価を口にしていた。現在、ピケなくしてチームは成立しない。ピケはバルセロナでそれほどの存在にまで成長したのかもしれない。